外回転術を受けた時の話

外回転術を受けるにあたって

30週で逆子が発覚し、34週の検診の時に次回はパートナー同席で説明を受け、外回転術を受けるかこのまま様子をみて38週の時点でも逆子の場合は、予定帝王切開を受けるか、逆子のまま経腟分娩にするかこの3つから選択するように医師から言われました。35週の時にパートナー同席で外回転術の説明を受けました。
外回転術ができる期間が決まっていたので、説明を受けると同時にどうするか決定しなくてはいけなかったので、事前に外回転術について下調べをして、パートナーとどうするか話し合いをしておきました。その時に参考になった本はこちらです。

外回転術のことだけでなく、予定帝王切開のことも書かれています。論文を基にまとめてあるので確かな情報を知りたい方におすすめです。

私が事前に調べた合併症について下記に記載します。
・一過性の胎児心音異常(6.1%)
・破水(0.22%)
・性器出血(0.34%)
・常位胎盤早期剥離(0.18%)
・緊急帝王切開(0.35%)*米国での報告
・胎児死亡(0.02%)
緊急帝王切開については国内の報告では2.9%とする報告があり、帝王切開の適応によって頻度が変わると考えられます。

私が医師から受けた外回転術の方法と合併症について下記に記載します。
方法
超音波検査で赤ちゃんの位置と用水量を確認します。
赤ちゃんの心拍モニターを付けた後、お腹の張りを抑える点滴をします。
お腹の張りと心拍モニターと超音波を見ながら赤ちゃんを回転させます。
目安時間は30分適度です。
お腹の上から押していくので、少し痛みを伴います。
合併症
・出血・破水
・胎盤早期剥離
・胎児心拍低下
・子宮破裂
・羊水塞栓

これだけ見ると不安になってしましますよね。
私は、事前にパートナーと話し合った時に合併症を理解したうえで、合併症の起こる確率と、自分の経腟分娩をしたいという思い等からメリットがデメリットを上回ると考え、外回転術を受けることを決意しました。決意していたのに、いざ医師から説明を受けると、少し動揺してしまい、どうしよう・・・と、思いましたが、パートナーが「合併症を理解したうえで受けることは事前に決めてきました!」とはっきり伝えてくれたので心強かったです。
緊急時には帝王切開になることも十分理解しておく必要がありますし、緊急の帝王切開が心配である方・はじめから予定帝王切開でも良いと考えている方にはお勧めしていないとのことでした。
成功率は病院によって異なりますが、50~60%程度とのことです。

外回転術当日の流れ

36週3日目に1泊2日で入院して外回転術を受けました。
当日は9時30分に受診。
まずエコーで胎児の位置と羊水量、胎盤血流量を確認してもらいました。
この時点で、逆子が治っていれば、そのまま帰宅できます。
私の場合は、逆子のままでしたので、外回転術を受ける部屋へ移りました。
病室に通されると、すぐに病院で用意されていたワンピースに着替えます。
着替えを終えると、緊急帝王切開になる可能性に備えて、
帝王切開の説明を受け、書類にサインを行います。
その後対応出来る先生をしばらく待ち、12時頃から骨盤高位(お尻を高くした状態)でモニターを装着し、赤ちゃんの元気具合とお腹の張りを確認し、張り止めの点滴が開始されました。
子宮の収縮を抑制するお薬だそうです。
この薬は副作用血で、胸がどきどきしたり、手が震えたりすると説明を受けました。
施術が終わるまでは水分摂取は可能でしたが、食事は禁止です。

13時40分に外回転術開始しました。
赤ちゃんの位置は、右上腹部に頭、左のお腹に沿うようにして背骨そしてお尻の状態で開始されました。
2名の医師、2名の助産師さんが外回転術に立ち会いました。
私の左右に1名ずつ医師が立ち、一人の医師がメインでお腹を押しながら赤ちゃんを回転させ、もう一人の医師はサポートしながら、エコーの確認をして、助産師さんが胎児の心拍を確認という形でした。
まず、お腹の上から赤ちゃんのお尻を圧迫して、動かしていきます。
開始後、10分で横位になりましたが、私の場合、胎児の頭がある位置に胎盤があり、そこを強くは押せないとのことで、ここからがなかなか動きませんでした。
私の体制を左横向きになってみたり、仰臥位になったり姿勢を変えながら、赤ちゃんのお尻の圧迫を続けましたが、なかなか動かず、30分経過しました。
「ラスト5分チャレンジして終了しましょう」医師から声をかけられた時は、もう回らないのかなぁという気持ちと、回るはず!!という気持ちの半分半分でした。
医師からもう少し骨盤の位置を上げてから最後チャレンジしてみようと言われ、お尻の下にクッションを追加した状態で、一人の医師が赤ちゃんのお腹をもう一人の医師が赤ちゃんの頭部を息を合わせてぐーーっと押したその時!「あ!回った~!!」見学していた医師たちからも拍手が起こりました!!
くるっと一気に回った為かその後一時的に胎児心拍が低下しましたが、この程度なら心配ないですよと言われ、14時5分に頭位に戻り、無事成功して、外回転術終了!
頭位に戻った瞬間に一時的に胎児の心拍が低下したこともあり、そこから17時までは、胎児心拍モニターと点滴を付けたままベット上で安静にしていました。
外回転術終了後の胎児の状態を手厚く確認していただけて安心でした。
モニターに何かあれば、医師や助産師さんが居るお部屋にお知らせがいくシステムになっており、16時頃に昼食の許可が出た時は、私が動いてしまうので、度々モニターエラーが起こり、医師や助産師さんが確認に来ていただき、申し訳なかったです・・・
16時30分頃にエコーにて胎盤の状態を確認し、問題ありませんでした。
しかし、エコー上で確認できる胎盤早期剥離は4割程度と説明を受けました、あとはお母さんの自覚症状が頼りになるので、お腹が張る感じや出血がある場合はすぐに言ってくださいとのこと。
17時頃に点滴を外し、18時にモニターを外し、そのまま入院病棟へ移りました。
点滴の副作用で、手の震え、胸のどきどきはしばらく続きましたが、19時頃には治まりまりました。
眠る前22時頃から1時間胎児心拍モニターを確認し、異常ありませんでした。
翌朝6時頃から1時間胎児心拍モニターを確認し、異常ありませんでした。
7時にエコーで確認し、頭位のままであること、赤ちゃんに問題ないこと、胎盤に問題ないことが確認され、10時には退院できました!
外回転術を受けた夜から次の日にかけて右下腹部痛(ひきつれるような痛み)がありましたが、これは押されていた痛みが残っているので、心配はないとのことでした。
痛みの場所を小豆カイロで温めると痛みが和らぎ、外回転術から3日後には痛みが無くなりました。
その後の検診でも、お腹の張りや出血は無く、無事に頭位のまま出産することができました。

外回転術は、痛い痛いとは聞いていましたが、思った程ではありませんでしたよ。
ある程度力をかけてお腹を押されるので、痛いことは痛いですが、それよりも30分間圧迫している先生の手も疲れるだろうなぁと思いました。終わった後は先生方の手が少しプルプルされていました。
本当にありがとうございました。
今まで胃を圧迫していた頭が下になったので、頭位に戻ってからは、胃が少し楽になりました。
胎動を感じる位置も今までと明らかに変わり、腹部の上の方で胎動を感じるようになりました。
逆子の時は、左を下にして寝てくださいとか右を下にして寝てくださいとか赤ちゃんの居る位置によって、指示がありましたが、これからは好きな姿勢で寝て構いませんとのことでした。
それでも、寝た姿勢によってまた逆子になってしまうのでは?と不安で質問しましたが、「それはないですよ~」とのことでした。ここからまた逆子に戻ってしまう場合もあるそうですが、それは神のみぞ知るということで・・・
あまり心配してもしょうがないので、残りの妊娠生活を楽しみながらリラックスして過ごしました!
外回転術のことでお悩みの方の参考になれば幸いです。

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